新年あけましておめでとうございます。

皆さまにはおかれましては、ご健勝で新しい年をお迎えのこととお慶び申し上げます。

昨年は、サプライムローン問題に端を発した金融市場の混乱が日本の実体経済に影響を及ぼし、「百年に一度の暴風雨」(麻生総理大臣)と言われる程深刻な経済状況になりました。麻生総理をはじめ各国首脳が一堂に介し、世界がスクラムを組み、各国が適切な対応をし、この世界的危機を克服しようとの合意がなされました。本年1月20日には、オバマ氏がいよいよ第44代アメリカ大統領に就任します。今までにない実効性のある新しい政策を打ち出して来ることが期待されています。

日本では昨年、麻生総理が中小・零細企業への追加策を発表しました。資金繰りの不安解消のための保証・貸付枠の拡充や税制などの支援を柱に置いています。大阪には、日本の科学技術を担う多くの中小・零細企業があります。「日本の元気印」といわれる、これらの企業が元気にならなければ、日本は元気になりません。予算措置や法改正が必要なものについては、早急に作業を進め、野党にも協力を呼び掛けて成立を目指します。

また、通常国会では、国土交通委員として、一般財源化された道路特定財源をどのように活用していくか議論して参ります。財務金融委員としましては、予算関連法案の成立に全力を尽くします。また災害対策特別委員では、災害に強い街づくりに取り組んでいきます。

今後とも、私は「地方が良くなれば国が良くなる、国が良くなれば地方が良くなる」という信条で活動して参りますので、皆さまのご指導、ご支援をお願い申し上げます。