財務金融委員会にて質問

第一に、主税局に対して、ガソリンスタンドにおける、貸し倒れ還付制度の質問をしました。

現行、ガソリンの揮発油税は、掛売りで販売した取引先が倒産等した場合、ガソリンスタンドが揮発油税を負担している現実があります。
同じようなケースでも、消費税、軽油引取税は、消費税法、地方税法でそれぞれ控除の対象となります。揮発油税についてもこのような仕組みつくりが必要ではないかと訴えました。
主税局長は、関係者から指摘があることに理解を示しながらも、商取引と税制の構造の問題から多くの課題があるとのこと。
地方分権の時代、揮発油税を地方税にしては、どうかということも訴えました。
また、軽油引取税やガソリン税という税金がかけられているところへ、消費税がかけられているいわゆる「タックス・オン・タックス」の問題についても見直しを訴えました。
次に国の空港整備のあり方について竹下副大臣に質問。
地元大阪の橋下知事がしきりに国交省にはどうこう言っておられるので、この際、財務省にもしっかり現状の認識をして頂きたい。
平成１６年１２月の財務・国交両大臣合意では、発着回数が二期工事の条件のように記されているが、その後、羽田、成田両空港の環境整備が一気に進み、ただでさえ高いハードルをより高くするような政策が同じ当局によって進められているのは、なかなか理解出来ない。
有利子負債の解消などのためにも必要なバックアップをお願いしました。
副大臣からは、まずは、経営努力を求めるとの答弁でした。
今後とも機動的な応援を求めて質問を終わりました。